早春の台湾で食べたい!癒しのヘルシースイーツ


東京から飛行機で3時間半ほどで行ける「台湾」。

何度も行きたくなる不思議な魅力を持つ台湾の、リピーター目線の選りすぐり情報をご紹介します。

訪台歴は20回を超える弾丸ジェットセッター Makoのトラベル連載第7回。

この時期の台湾は日に日に暖かくなり、観光にはベストシーズン。とはいえ日によってはまだ朝晩を中心に冷える時も…。

そんなこの季節におすすめのスイーツをご紹介します。

昔から愛されてきた温かい台湾スイーツといえば、ヘルシーでほのかな甘さで親しまれてきた、豆花(トゥファー)が思いつく。


やわらかな杏仁豆腐の食感にも近く、大豆の甘みが濃厚な汲み上げ豆腐のようなビジュアルは、東京でもここ数年でかなり浸透した感があるが、とにかくベースの豆花がクセのない味なのでどんなトッピングとも相性がよく、台湾では数種類を選んで新たな味の組み合わせを発見することも。
小豆や緑豆や大麦を甘く炊いたもの、芋圓などの団子類やタロイモやピーナッツなど見た目は地味で素朴だが、優しくてほっこりした甘さに癒される。
豆花の名店は東京にも進出した「騒豆花」などの有名店から小さな屋台まで、書き切れないほどの数が存在するため、現地で自分好みの味を探してみるのも楽しいかもしれない。



「陳記百果園」(JASON‘S FRUITS STORE)

今回の旅で朝1番に訪れたのは台湾の千疋屋とも名高い果実店。選りすぐりの季節の最高級フルーツを熟練のオーナーが国内外から仕入れている創業約30年の「陳記百果園」(JASON‘S FRUITS STORE)。

外観の派手さはないが地元の方にも観光客にも長く愛され続ける老舗のフルーツパーラーだ。


初夏からは瑞々しい最高品質の愛文マンゴーをこの店で堪能するのがお約束だが、残念ながらこの時期フレッシュ物にはなかなかお目にかかれず、本場でも冷凍物がメインになる。
とはいえ果物天国の台湾、その時期ならではの選りすぐりのフルーツが国内各地から集まるので、年間を通してハズレのない最高品質を味わえるのがうれしい。

肌寒い日のかき氷は体が冷えるため、この時期に私が頂くのは季節のフルーツ盛り合わせ(写真下)。目にも美しいたくさんの絶品フルーツを楽しめる。


こちらは朝7時から営業しているため、早朝便で到着後や、胃が疲れた時にはホテルの朝食代わりにも。切りたての新鮮なカットフルーツは朝の体がシャキッと目覚める美味しさ。

この時期おススメなのがプレートの右端に写る乳白色の鳳梨釋迦(シュガーパイナップル)。パイナップルと釈迦頭を掛け合わせた甘さと、シャクシャクした食感が特徴の高級フルーツだ。

また瑞々しい甘さの屏東産スイカやパイナップルはもちろん、栄養の宝庫でミラクルフルーツとも呼ばれるドラゴンフルーツは、より糖度とポリフェノールが多い果肉がピンクの品種を通年味わえる。 
さらに驚いたのは柿のしっとりとした濃厚な甘さ。実は台湾産の柿はとても評価が高く、こちらでは中部新竹産の契約農家より大振りで糖度が高いものを厳選して仕入れているそう。

街中どこでも果物が美味しい台湾であるが、陳記百果園のフルーツはやはり老舗の高級店だけあり、甘さや酸味だけでなく瑞々しさや味の濃さなど全体のバランスが抜群だ。


陳記百果園
台北市敦化南路一段100巷7弄2号
7:00〜19:00(土曜〜17:00、日曜休)



「鼎泰豐」(ディンタイフォン)

そして日本人にも大人気で定番の「鼎泰豐」(ディンタイフォン)。
観光客は定番の小籠包を中心に注文しているが、よく見ると地元の方は違うメニューの注文が多いので、見よう見まねで美味しそうなものは積極的に試してみる。

鼎泰豐は日本人の口に合うメニューが多く、そのホスピタリティの高さと洗練された美味しさには定評があるが、実は近年こちらの甜品(デザート)も美味しいことを発見!
コラーゲンたっぷりの白キクラゲが入ったほんのり甘いスープ(メニュー写真右)は人気商品。甘い龍眼にハスの実や銀杏など、ほくほくした食感のアクセントも楽しい。

今回新たな美味しさを発見したのは、芝麻湯圓/酒醸(黒ゴマ入り団子の甘酒スープ)というヘルシーでほっこり優しい甘さの温かいスイーツ。
ベースの甘酒スープには米麹の粒がしっかりと残り、細かく溶かれた卵と相まった柔らかい口当たりは、卵酒をマイルドにしたような懐かしい味わい。
もちもちと絶妙な固さの白玉団子の中からは甘さ控えめの黒ゴマ餡がとろりと溶け出し、甘酒スープと一緒にいただけば新たな食感と香りがふんわり膨らむ。
日本でもおなじみの白玉団子だが、こちらは甘酒のふくよかな香りとちょうどよいスープの熱さが、じんわりと体の芯まで沁み入るような美味しさだ。
こちらはクセがなく食べやすい味でぜひおススメしたい一品。旅の疲れがすっと抜けていくような栄養効果も高いレスキュースイーツだ。



CaRaMEL PaRK

黄色のかわいい看板は遠くからでも目立ち、愛らしい店名は自家製キャラメルソース(焦糖)のかき氷を台湾で初めて打ち出したことから名付けられた「CaRaMEL PaRK」。

20年前に台南の東区でのオープン後は、台湾南部と中部を中心に約20店舗を展開しているが、台北エリアには2016年に1号店がオープン。広くて清潔な店内はWi-Fiも完備されていて便利。


こちらのオーナーが台南出身のため、台南や屏東から取り寄せた最上級の愛文マンゴーを使ったかき氷が有名だが、やはりこの時期は生ではなく冷凍での提供になってしまう。
そんな冬の時期にお店がおススメするのはメロンのミルクかき氷(哈蜜瓜雪綿冰)。台南から仕入れた特大サイズの瑞々しい赤肉メロンが溢れそうなボリュームだ。

写真では伝わりにくいが、滴り落ちるほどの果汁と糖度の高さに驚かされる。ふわふわミルク味のさっぱりしたかき氷は豊潤なメロン果肉とも相性抜群。
冬のメロンがこれだけ濃厚な甘さなのだから…他のフルーツにも期待大!初夏には瑞々しいフレッシュマンゴーたっぷりの絶品かき氷を満喫してみたい。



CaRaMEL PaRK
台北市忠孝東路五段71巷3弄32號
12:00〜22:00(定休日なし)



台湾の食はヘルシーで奥深い。

スイーツも然りさまざまなジャンルが交差し、特に台北エリアは個性的な名店が次々と登場して激戦区にひしめいている。


ここで紹介したスイーツはほんの一部に過ぎないため、自分だけのお気に入りジャンルを開拓してみるのも、台湾旅の大きな楽しみとなりそうだ。



Mako

「tokyo amulet」スーパーバイザー。ジュエリー、グルメ、トラベルを担当。美味なるもの、美しいものを欲望のおもむくまま、どこまでも追い求める弾丸ジェットセッター。まだメジャーになる前の海外リゾートの発掘が趣味。

0コメント

  • 1000 / 1000